黎明の書 巻之陸 翼あるもの(最新刊) - 篠田真由美/THORES柴本 - 小説・無料試し読みなら、電子書籍・コミックストア ブックライブ
《貴種》と呼ばれる吸血鬼が支配する中世西欧的世界。教会で養われていた少年は、吸血鬼の少年と出会い、共に都を目指して旅をすることになった。その途中、遭遇する様々な出来事は、まさに変革の兆しが見える世界と連動していた。
篠田せんせいのこういう話、大好きなのに、予想外に読むのに時間がかかってしまった。 こういう、ゴシックな話、大好きなのに。 分厚さと二段組みのボリュームはさすが。 オラフの過去があまりにも凄絶で、読むのが辛かった。 でも、それが出会いをもたらしてくれてはいるのだけど。 ミハイの壊れっぷりはぞっとした。 哀れでもあるけれど、、、 でも、正直、あのラストは私の好みではなかった。 ラウルとイオアン、大好きだったのに。 衝撃で、思いも寄らないというのは確かだけど、、、